ジェイ・エス・ビー × avex art agency project ウォールアートコンペ
2020.08.12 (wed) - 2020.10.01 (thu)
THzoolo 太田情報商科専門学校
希望に向かっていく様を、京都の空を太陽/月を目指して飛んで行く鳥に置き換えて表現しました。
・株式会社ジェイ・エス・ビー 取締役 事業開発本部長 小管 香織
翼を広げる鳥が、来日した留学生の夢、また留学生自身にうまく準えられており、作者の強い思いが伝わってきました。太陽と月の光が、絵画の中ながら本当に輝いているように見え、目指すべき方角、希望の象徴として京都校を照らしてくれるように感じています。雲のあいまに見える京都の風景も、「これは何処の景色か」と、京都校に通う生徒たちの話題のひとつとなりそうで、毎日この絵の横を通る学生たちに楽しい話題を与えてくれそうです。
わたくしたち審査員も満場一致で本作品を採用として決めることができました。
・京都芸術センター チーフプログラムディレクター 山本 麻友美
一目で印象に残る色づかいと構図で、とてもひきつけられました。大空に羽ばたく鳥のイメージは、自由、希望、平和等さまざまに想像され、異国で生活を送る留学生のみなさんとも共有できるものがあるのではないでしょうか。周りには同じように仲間やライバルでもある他の鳥の姿もあり、共に進んで行こうとする前向きな決意が感じられ、大賞にふさわしいと考えました。
・ヴォイスギャラリー 松尾 惠
もっとも目を引いた作品でした。構図と色の配置が素晴らしく、絵としての力を強く感じました。バラ色の鳥は、夜から明るい朝をめざして飛び立つところだと感じます。希望を持って来日される留学生の皆様に、毎日の勇気を与えてくれることと思います。日々目にする壁面のみならず、絵葉書、種々の小さなカード、スカーフなど、紙や布への大小さまざまなメディアへの展開も可能だと思います。
新井隼人 武蔵野美術大学
この作品のコンセプトは「力強さ」です。海外からやってくる学生の皆さんは、それぞれに目標があると思います。その目標に向けて、見た人一人一人に元気を与えられるような、そんな力強さを込めて描きました。画面下の線は「京」という文字になっていて、この作品ではその線とその上を裸足で駆ける人を描きました。描かれている人のように、海外の学生さんには猪突猛進でいろいろなことを京の町で学び、京を駆けまわって欲しいです。
・株式会社ジェイ・エス・ビー 取締役 事業開発本部長 小管 香織
海外から「京都」をめがけて留学される方は、日本の文化の中心であることを期待して来られる方も多いです。本作品は日本文化の力強さ・優美さが表れていると感じました。
特に私が本作品から感じた「力強く踏み出す一歩」という印象は留学生たちへの激励にもなるように感じます。大きな筆文字の「京」も相まって、当校のシンボリックな一枚となりそうに感じました。
・京都芸術センター チーフプログラムディレクター 山本 麻友美
裸足で京都を駆け回るという力強さは、他の作品にはないもので、こらからの生活に対する不安を吹き飛ばして、勇気を与えてくれるもののように感じました。また、墨と朱色の太陽の色のコントラストは効果的で、人物の身体等、見えている部分と見えない部分が想像力をかきたてます。このように元気に京都を駆け回りながら努力する人たちを応援したい、とい思わせてくれる作品です。
・ヴォイスギャラリー 松尾 惠
墨の濃淡、しぶき、垂れ、かすれなどによって、瞬発力と躍動感がうまく表現されていました。上部の脚には、「風神雷神図」を、その描き方には世界的に評価される日本の「漫画文化」も連想し、新旧の日本を伝える作品だと思います。留学生の皆さんは、この絵を前にして、日本に来たことを強く実感すると思います。
賀来竜ノ輔 倉敷市立短期大学
この作品のコンセプトはポップアートと日本の伝統です。京都という日本の文化が根強く残る場所で、日本の伝統と文化をアートとして表現しようと考えたときに、ポップアートとの融合を考えつきました。単純な線だけで様々な幾何的な模様を日本の伝統の鶴や、侍、和柄を用い、さらに京都タワーや八坂の塔など京都らしさも表現することで、見ていて飽きないようなウォールアートにしました。またこのウォールアートには、複数の手が描かれています。これは「手から始まるコミュニケーション」を表現しています。人々が日々使う手の動作で、握手をしたり、ハイタッチをしたり、会話中にジェスチャーをしたり、手を振ったりなど他人と交わる際に必ず手を使います。そしてこれらの手の動作は世界のどこでも通じるのものです。手はコミュニケーションを取るうえで大切なことであるというメッセージ性を込めました。また、自分はこのウォールアートを三色のみで構成しました。白と赤で日本らしさを、赤とオレンジで人間のあたたかさを表現しています。私は、このような色を見ると自然と心が温まるような気がします。他国から集まる学生が不安になったとき、少しでも心安らぐ作品を作りたいと思い、この3色を選びました。 以上が、私が作品に込めた思いです。
・株式会社ジェイ・エス・ビー 取締役 事業開発本部長 小管 香織
まず色々な「手」と京都の街が面白く融合していて、とても楽しく作品を見ることができました。そのうえでコンセプトを拝見すると、作品の中の「手」がまた違った意味に見え、作者の方が当校の留学生のことを深く考えてくださって作品を制作くださったのだと感じとれました。また、暖色を基調とすると「手」のあたたかみを、より感じることができました。
・京都芸術センター チーフプログラムディレクター 山本 麻友美
パッと見た時の印象と、じっくり見た時の印象が異なり、味わい深い作品だなと感じました。何度でも新しい発見に出会うことのできる作品と言えるかもしれません。細かい部分の組み合わせやモチーフも、遊び心を持ちつつも、試行錯誤を重ねた結果ではと思います。また別の色合いで、あるいは日本古来の紋様等を取り入れると違った雰囲気になるかもと想像します。
・ヴォイスギャラリー 松尾 惠
明確なコンセプトのもとに計画された作品で、とても感心しました。これから日本語を学ぼうという留学生の皆さんにも、描かれたモチーフそれぞれが、日本のアイコンとして伝わると思います。いっぽうで、手やモチーフの背景にある図柄は、各国のテキスタイルや工芸品の伝統柄にも見え、国々がつながり、融合しているように感じました。
多くのエントリーをいただいた皆様に感謝を申し上げます。
エントリーいただいた作品はいずれも、熱量のある作品ばかりでした。幅約3メートルのデジタル納品というところで、解像度のクリアなど技術的に難しい面もあったと思いますが、その点もクリアしての応募が多くあったことは、今後クリエイティブ分野において活躍されるであろう学生の皆様の底力を感じました。
今回入選、応募規定にそぐわなかった作品も、美術作品として非常に印象に残るものが多くありました。また、最終まで選考に残った作品の中には、審査員全員が面白いと取り上げるものもありましたが、本企画の都合上、企業の壁面に飾るパブリックなアートであるということを考えた際に、
批判の対象となる可能性のある作品は入選とすることが出来ず、作品が展開される場所によっては著作権・国家間の関係・政治問題なども考慮にいれる必要がある、ということも本企画をきっかけに念頭に入れつつ、より一層精力的に制作活動に邁進していただければと思います。
今度もジェイ・エス・ビーグループは学生の皆様に寄り添い、経営理念にも掲げる安心安全な「豊かな生活空間の創造」を実現するため、健全な若者の育成の一助となるべく邁進してまいります。
ジェイ・エス・ビーが運営する日本国際語学アカデミーJILA京都校は今夏移転し、新校舎に生まれ変わります。新校舎を彩るアートとして、不動産事業、日本語学校の運営、またCSR活動として芸術支援を行っているジェイ・エス・ビーとクリエイターのエージェンシーを行うavex art agency projectにより、学生クリエイターを募集します。
函館・京都・福岡と三拠点ある日本語学校の中で、とりわけ京都校は、日本の文化に親しみたいという意図を持って選ばれる校舎です。
1868年まで約1200年の間、日本の都として栄えた京都は伝統と革新が融合し、多くの観光客が訪れ、人々を魅了し続ける都市。古書店、喫茶店、骨董市やフリーマーケットといった賑わいを見せる一方、信仰に関する伝説が多く存在し、能や狂言の題材ともなり、また近年はアートも盛んであるなど、人々の生活と歴史文化が密着しているのも大きな特徴です。
学生の街、京都の中心に位置し、将来の夢のため熱量を持って東アジア、東南アジア、欧米など世界各国から日本を訪れる数多くの留学生を迎え入れているJILA京都校は多様性ある場所でありたいとの想いから、新校舎をアートで彩ります。
審査で選ばれた方の作品は校舎壁面の壁紙として印刷設置させていただきます。
京都府京都市に本社を置く学生マンションの企画開発・仲介斡旋・運営管理を行う不動産企業。UniLife(ユニライフ)のブランドで北海道から沖縄まで78店舗を展開し、管理戸数は7万を超え業界トップ。就活サポートや日本語学校の運営などの学生支援事業にも力を入れており、CSR活動の一環として学生の芸術活動支援を目的としたデザインコンペを例年開催しています。また、パリにギャラリーを所有しており、現地のアーティスト支援にも取り組んでいます。
小額投資や共同所有のサービスが誕生したり、関連するビジネス書が数多く出版されたりするなど、近年アートは従来に比べ幅広い層から関心を集めており、マーケットも伸長しつつあります。エイベックス・ビジネス・ディベロップメント株式会社が展開する美術家のエージェントプロジェクト「avex art agency project」は、企業とのコラボレーションや展示会への出展などを通して、作品が広く展開されるための、環境提供を行います。
パリ旅行(ギャラリー・グランエターナ見学を含む)+商品券10万円分
※パリ旅行は、来年以降新型コロナウィルス感染拡大が落ち着き、
国際線が通常運行に戻る頃の催行を予定しております。
ジェイ・エス・ビーが運営する日本国際語学アカデミーJILA京都校にて作品が展示されます。
商品券10万円
商品券5万円
日本語学校に来る学生は長期に渡って日本に滞在します。
彼らの不安が、楽しみ・希望に塗り替えられていくような、歴史ある街での学びの応援をテーマに、自由に表現してください。
2020.08.12 (wed) - 2020.10.01 (thu)
日本時間23:59まで
日本語学校に来る学生は長期に渡って日本に滞在します。彼らの不安が、楽しみ・希望に塗り替えられていくような、歴史ある街での学びの応援をテーマに、自由に表現してください。
コンペのテーマ性、空間への意識、を基準に審査します
ペインティング、写真、グラフィック・イラストレーションに分類される平面作品を1点
(※ジャンルは問いません)
画像サイズ=H1790mm×W3525mm、総計1GB以下
Illustrator
Photoshop
日本語学校『国際日本語学アカデミー 京都校』の新校舎内に設置するウォールアート作品
ペインティング/イラストレーション/グラフィック/写真等、平面作品であれば、ジャンルは問いません
1作品
2020年8月12日(水)~10月1日(木) 23:59まで
「ジェイ・エス・ビー × avex art agency project ウォールアートコンペ」サイトのエントリーページ(http://jsbkyoto-aaap.com/)から、必要事項を記入しエントリーしてください。応募者は、「本企画」に応募内容を送付または送信することにより、本同意事項に同意したものとみなされます
Web審査。ポートフォリオは任意で提出いただけます
最優秀賞(1点):パリ旅行(ギャラリーグランエターナ見学)+商品券10万円
優秀賞(1点):商品券10万円
佳作(1点):商品券5万
・源泉徴収が必要な場合、源泉所得税及び復興特別所得税等は、賞金内に含まれます
入賞者決定後、メールにてお知らせ、入賞作品発表会にて公表いたします
ジェイ・エス・ビー × avex art agency project ウォールアートコンペ 事務局
特設サイト(http://jsbkyoto-aaap.com/)のお問い合わせ(info@jsbkyoto-aaap.com)よりご連絡ください
(※お問い合わせをいただいた場合、原則として1週間以内にご回答します。1週間以内に何らかの回答がない場合はお手数ですが再度お送りください)
(※お問い合わせで取得した個人情報は、お問い合わせへの回答のみに使用し、法令の規定に基づく場合を除き、第三者へ提供いたしません)
株式会社ジェイ・エス・ビー
エイベックス・ビジネス・ディベロップメント株式会社
【応募上の注意事項】
入賞作品に係る全ての著作権(著作権法第27条及び第28条に定める権利を含みます)は、入賞後も応募者に帰属しますが、入賞作品は、主催者及び運営者に対して無償の独占的な利用許諾を認め、その際は著作者人格権を行使しないものとし、その対価は賞品をもってあてるものとします。なお、主催者及び運営者が入賞作品を利用したことにより、何らかの収益を得た場合であっても、入賞者は主催者及び運営者に対し、対価等の請求は出来ないものとします
応募者からいただいた個人情報は、下記の利用目的の達成に必要な範囲で、エイベックス・ビジネス・ディベロップメント株式会社の責任において、株式会社ジェイ・エス・ビーと共同で利用します
株式会社ジェイ・エス・ビー個人情報保護方針(https://www.jsb.co.jp/privacy/)に記載する目的
エイベックス個人情報保護方針(https://avex.com/jp/ja/public/privacy/)に記載する目的 なお、応募者の個人情報を、応募者の同意なしに業務委託先以外の第三者に開示・提供することはございません。(ただし法令等により開示を求められた場合を除きます)また、応募者の個人情報につきましては、株式会社ジェイ・エス・ビー個人情報保護方針(https://www.jsb.co.jp/privacy/)及びエイベックス個人情報保護方針(https://avex.com/jp/ja/public/privacy/)に従い取り扱います